2020年9月19日(土)・20日(日)・21日(月)の3日間。
幕張メッセ国際展示場にて、東京キャンピングカーショー2020が開催されました。
コロナ禍にあって出展されるキャンピングカーはいつもの半分以下。
規模もかなり縮小されていました。
それでも、やっぱりキャンピングカーブームは根強いですね。
逆に三密を避けて観光ドライブできる点や、災害時に役立つ点、医療にも従事する点など。
いろんな観点からキャンピングカーの魅力が見直されつつあります。
蓋を開けてみると、3日間で合計11,371名が来場しました。
■東京キャンピングカーショー2020の様子
こちらが会場の前の様子です。
幕張メッセ国際展示場4ホールの前には、開場前からすでに行列ができていました。
マスク着用はもちろん、清掃・消毒の強化など、コロナ対策がしっかり行われていました。
こちらが会場の様子です。
たくさんのキャンピングカーが並んでいます。
規模が縮小しているとはいえ、やっぱりこうして並ぶと圧巻ですね!
キャブコンからバンコン、軽キャンパーまで様々な車両が展示されています。
入り口でまずはアルコール消毒をします。
それではじっくりと、キャンピングカーを見ていきましょう。
■ダイジェスト動画
・ダイジェスト動画Part1
ナッツRV:ボーダーバンクス、クレソンジャーニー、スピナ、キャネル、リーク、ファミモ
AtoZ:アレン30、アルファ、アミティポルト、アミティフィオーレ、アンソニー、アメリア、アメリアライト、アンナ、アメリアワン
メティオ:ラクネルバンツアー、ラクネルレスト
ロータスRV
EKクルーズ:マンボウ
オートワン:給電くんポップアップルーフ、給電くんホワイトエディション、愛犬くん
セキソーボディ:TOM200、TOM23
・ダイジェスト動画Part2
TACOS:NVjack、HANAEve、HANA、HIACE2B、VERY
リンエイプロダクト:マイクロバカンチェスひとり旅、ファシールバカンチェスMoMo、バカンチェスプライムTACOS
ミスティック:アンセイエ、レジストロクコ、ミニポップビー、Jキャビン
ダイレクトカーズ:トリップ、リトリートワイドミドル、リトリート、リトリートミニ、リトリートスーパーロング
インディアナRV:クナウススポーツ、エメロード376、エメロード406、インディ727
日産ピーズフィールドクラフト:セレナP-SV、キャラバンプレミアムGX
・ダイジェスト動画Part3
ケイワークス:エレベーター式ポップアップルーフ、エクスクルーシブ、デリカD5クルーズ、オーロラスタークルーズ、SL、エヴァンス
東和モータース:ヴォーン、カービィ、デスレフPULSE、デスレフGLOBEBUS
トーザイアテオ:スイフト、ホビー
オーエムシー:北斗対座モデル、ZERO、ツアーズワイド、銀河
アールブイビックフット:スイング、リトルノオクタービアM、ACSプルミエ、エテルノオクタービアM
ドリームエーティ:ウォーク
TGlobe
マリナRV:キャビン2ミニワゴン、キャビン2ミニプラスアルファ
・ダイジェスト動画Part4
フォーシーズ:ファイブエックス、ナインエス
バンテック厚木:パピー480
ホワイトハウス:ハイエースクールスター仕様、コンパス
カスタムセレクト:ロードセレクトコンパクト、ロードセレクト
ビークル:グランベル、ハウベル、フューチャー
オーゼット:グランドバケイション
ネストツールズ:ラミータ
LTキャンパーズ:レガートネオプラス
キャンパーアシスト:リチ
ATV群馬:RSプレミアム、BLOWブギーライダー
ニートRV:ウェネベーゴボヤージュ
カトーモーター:DD、ナローロングトレイン、オークサイド
■今回ご紹介した車両一覧
アメリアワン|AtoZ
AtoZさんのアメリアワンです。
マツダのスクラムバンがベースとなる軽キャンパーです。
軽量でありながら高剛性というアルミフレーム構造で作られています。
ダイニングでは大人2人がゆったり快適にくつろげます。
ベッド展開も簡単に行えます。
アルミフレームを収納すると大人4名が乗車可能になります。
車中泊のみならず、普段遣いにも適した軽キャンです。
乗車定員4人、就寝定員2人
サイズ:3395×1475×1895mm
ベース車:マツダ・スクラム
価格:2,080,000円
アメリアワンの詳細はAtoZさんのページでご確認ください。
https://atozcamp.com/amelia/one/about/
アレン30|AtoZ
AtoZさんのアレン30は、30周年を記念して作られた限定復刻モデル。
アミティが誕生する以前に人気だったボンゴアレンが最新製造技術により復活しました。
オリジナルシートを搭載することで様々なモードに展開できます。
リア常設2段チャイルドベッドと奥行きある広々したバンクベッド。
結露しにくアクリルウインドウなど。
電子レンジや冷蔵庫MAXファンなど嬉しい標準装備が充実しています。
デザインを手掛けるインテリアコーディネーターのMAKOさんにインタビューしました。
アレン30の詳細はAtoZさんのページでご確認ください。
https://atozcamp.com/alen/30/
アメリアとアメリアライト|タイプ1とタイプ2の違いをそれぞれ比較
AtoZさんのアメリアとアメリアライトを比較しました。
それぞれにタイプ1とタイプ2があり、それぞれの違いも比較しました。
アメリアは、ハイエースのスーパーロングがベースとなっています。
それに対してアメリアライトは、ハイエースの標準ボディがベースとなっています。
一番の違いはベース車両のサイズですね。
タイプ1には間仕切りがあり、タイプ2では室内の間仕切りがありません。
空間レイアウトの違いとなっています。
アメリア
https://atozcamp.com/amelia/index.html
乗車定員8人、就寝定員3+3人
サイズ:5380×1950×2285mm
ベース車:トヨタハイエース
価格:5,025,300円
アメリアライト
https://atozcamp.com/amelia/light/
乗車定員6人、就寝定員2+1人
サイズ:4695×1765×2240mm
ベース車:トヨタハイエース
価格:4,362,800円
リトリートスーパーロング|ダイレクトカーズ
ダイレクトカーズさんのリトリートスーパーロングです。
アメリカンバンライフをイメージして作られたバンコンです。
天井も壁もフロアにも板張りされたリアルウッドなビンテージ仕様です。
ハイエーススーパーロングの広々した空間にエクステンションボックスも付いています。
2段ベッドにしたときの上段は横向きでの就寝も可能です。
乗車定員5人、就寝定員2人
サイズ:5380×1950×2285mm
ベース車:ハイエース キャンパー特装
価格:6,244,000円
リトリートスーパーロングの詳細はダイレクトカーズさんのページでご確認ください。
http://retreat-s.cars-drt.com/
リトリートミニ|ダイレクトカーズ
ダイレクトカーズさんのリトリートミニです。
こちらも人気のアメリカンバンライフ仕様で作られた軽キャンです。
ベースはホンダのN-VANです。
主にひとり旅やソロキャンプを楽しみたい方に最適ですね。
アウトドアテーブルは車外でも使えます。
乗車定員2人
サイズ:3390×1470×1940mm
ベース車:N-VAN Gグレード
価格:2,810,000円
リトリートミニの詳細はダイレクトカーズさんのページでご覧ください。
http://custom.cars-drt.com/mini/
クナウス スポーツ500EU|インディアナRV
インディアナRVさんのクナウススポーツ500EUシルバーエディションです。
ドイツからの輸入キャンピングトレーラーです。
外観も内装もグレードアップされて装備が充実しています。
人気No1のツインベッドに大きなキッチンやシャワー・トイレルームも完備。
扉付きの収納スペースもたくさんあります。
就寝定員5人
車両重量:1240kg
サイズ:7320×2320×2570mm
価格:4,050,000円
詳しくはインディアナRVさんのページでご確認ください。
http://www.indiana-rv.net/carlineup/sport500eu/index.html
デスレフグローブバスGT|東和モータース販売
東和モータース販売さんのデスレフグローブバスGTです。
フィアットデュカトベースのドイツから輸入されたモーターホームです。
常設ダブルベッドとツインベッドの2種類のレイアウトから選択可能です。
フロントにはプルダウンベッドが装備され大人4人がゆったり就寝できます。
外観も内装も上質で高級感漂うキャンピングカーです。
デスレフグローブバスGTの詳細は東和モータースさんのページでご覧ください。
https://www.dethleffs.co.jp/dethleffs/globebus.html
スイフトエスケイプコンパクトC404|トーザイアテオ
トーザイアテオさんのスイフトエスケイプコンパクトC404です。
フィアットデュカトがベースのドイツからの輸入モーターホームです。
車両後部にダイニングルームが配置されています。
上部にはプルダウンベッドも装備されています。
トイレとシャワールームもあり、キッチン装備も充実しています。
乗車定員6人、就寝定員4人
サイズ:5990×2260×2780mm
ベース車:FIAT
価格:9,180,000円
詳しくはトーザイアテオさんのページでご確認ください。
https://www.tozaiateo.co.jp/stocks/8467/
北斗対座モデル|オーエムシー
オーエムシーさんの北斗対座モデルです。
ハイエースワイドスーパーGLがベースのバンコンです。
車内は2人旅に適したレイアウトになっています。
対面で座れるダイネットが配置されたモデルです。
2ルーム仕様で後部はキッチンやトイレルームとして使用できます。
北斗対面モデルの詳細はオーエムシーさんのページでご確認ください。
http://www.omc-camper.co.jp/new_cars/hokuto_t
TR500C-LH|RVトラスト
RVトラストさんのTR500C-LHです。
ホテルをイメージして作られたハイエースベースのキャブコンです。
外観も内装もスタイリッシュでスッキリとまとまっています。
エアコンや電子レンジ、冷蔵庫などの家電も充実しています。
ペット仕様のタイプも選択できます。
乗車定員4人、就寝定員4人
サイズ:4975×2100×2830mm
ベース車:ハイエース ロングワゴンGL
価格:8,196,500円
詳しくはRV TRUSTさんのページでご確認ください。
https://rvtrust.com/c-lh/#clh-interior
エミルタ|マックレー
マックレーさんのエミルタです。
軽トラの荷台に載せるタイプの軽トラハウスです。
断熱材が入ったアルミフレームで作られています。
着脱する際に役立つ4本のアウトリガーも付いています。
サウバッテリーなどの電気装備も充実しています。
就寝定員:4人
サイズ:3395×1475×2610mm
ベース車:参考(ハイゼットトラック)
価格:1,749,000円
詳しくはマックレーさんのページでご覧ください。
http://www.mcley.co.jp/
Puppy480|バンテック厚木
バンテック厚木さんのPuppy480です。
カムロードのナローボディをベースにしたオリジナルキャブコンです。
幅がスリムなので日本の狭い道路でもストレスなく走れます。
室内空間はダイネットやキッチンスペースなど広々しています。
家庭用エアコンや冷蔵庫、トリプルサブバッテリーなどの電気設備も充実しています。
乗車定員7人、就寝定員4人
サイズ:485×174×275cm
ベース車:カムロード
価格:6,431,000円
詳しくはバンテック厚木さんのページをご覧ください。
http://www.vantechatugi.com/puppy480debuted/
ちょいCam
「ちょいCam豊」と「寝るだけキット」です。
趣味や用途に応じて必要な分だけ家具をセットできます。
今乗っている軽自動車が軽キャンパーに変身します。
三河家具職人が作った天然木のベッド。
長時間座っても疲れないイスをマットに改良して作られています。
詳しくは、ちょいCamの詳細は公式ホームページでご覧ください。
https://choi-cam.com/
ウェネベーゴボヤージュ|ニートRV
ニートRVさんのウィネベーゴボヤージュフィフスホイールです。
ビッグサイズのアメリカントレーラーです。
10mを超える長さはインパクト大で存在感があります。
左右どちらも両方スライドアウトして室内が拡張します。
室内もアメリカンな雰囲気が満載です。
就寝定員:4人
車両重量:5010kg
サイズ:10650×2450×3950mm
価格:9,480,000円
詳細はニートRVさんのページでご覧ください。
http://www.neatrv.com/wbtowables20/20towables-vy5w-3134rl.htm
エレベーター式ポップアップルーフ|ケイワークス
ケイワークスさんのエレベーター式ポップアップルーフです。
これまでありそうでなかった、ハイエースのエレベーター式ポップアップルーフ展開。
軍用の服に採用されている高密度防水帆布で作られています。
通気性に優れ水をしっかり弾くので、雨の日でも安心して使えます。
前後ともに高さを確保できるので、より自由なレイアウトが可能になります。
詳しくはケイワークスさんのページでご確認ください。
https://kworks-aurora.com/
エックスキャビン300|エフェクトメイジ
エフェクトメイジさんのエックスキャビン300です。
船の客室をイメージして作られたアルミボディのキャンピングトレーラーです。
車両重要が750kg以下なので、けん引免許は不要です。
キューブボックスは収納だけじゃなく、ベッドやベンチとしても使えます。
好きなオプションを選んで自分好みに仕上げることが可能です。
就寝定員:2人
車両重量:700kg
サイズ:4520×2110×2160mm
価格:4,300,000円
詳しくはX-Cabinのページでご覧ください。
https://x-cabin.jp/
■今回の記事のまとめ
東京キャンピングカーショーの様子を動画で振り返ってみました。
コロナ禍で出展車両は少なかったですけどね。
それでもたくさんの車両を見ることができました。
傾向としては、最近エアコンを装備した車両が増えてきていることですね。
それだけニーズが高まっているということでしょうか。
やっぱり夏場の車内はとても暑くなりますからね。
各社ともに様々な工夫が施されている印象を受けました。
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